一般社団法人
ヤクタネゴヨウ保全の会

環境省レッドデータブック
絶滅危惧種 
ヤクタネゴヨウや
ヘゴ、照葉樹林が育つ種子島の里山。

この里山を保全・デザインし、
ワイズユースをつうじて
自然との共生する暮らしを現代に甦らせたい!!
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ヤクタネゴヨウを次の100年へ!

森の王の風格を放つ「ヤクタネゴヨウ」。
世界中で種子島と屋久島だけに自生するマツの固有種。
高さ30m、太さ2m以上へ達するほど巨大に育ちます。

種子島には、現在、約300本が自生しておりますが、
環境省レッドデータブック絶滅危惧種A,B類に指定されており、
近い将来、絶滅することが予想されています。

私たちは希少種ヤクタネゴヨウとその生物多様性、
ヘゴが自生する里山(約8ha)を保全管理しながら
「マツ文化」の伝統継承を目的として活動を行う中で、

種子島の自然環境を保護すること、
グリーンツーリズムによるワイズユースへ取り組むこと、
生物多様性保全を通じた「島の暮らしの豊かさ」を実現することで


古来より里山と暮らしてきた人の生き方を
現代へ再生することを目指します。
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森をデザインすることは
海を守ること、人の暮らしを守ること

里山とは、
人々が生活する集落周辺にある、
人間が適度に手を入れた低山地域。

古来より、人々は里山から食料や生活材料、
資材、燃料などを調達し、共存していました。
杉などの木は「丸木船・家屋の建築材料」として
枝やマキなどは「火の燃料」「黒糖づくり・塩炊きの燃料」として
落ち葉は「畑の堆肥」として使用されるなど、
人の暮らしと深く関わっておりました。

また、人がきちんと手入れを行なっている里山は
鹿やリスなどの動植物の棲家となり、
しいたけやきのこ、山菜などの食料が採れるだけでなく、

森〜川〜海へ綺麗な水が流れ、
河口の出口に「藻場」が形成されることで、
キビナゴやカマスなど、魚が収穫できるなど、

里山の管理が人の生活を豊かにしてきました。
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自然と共生する暮らしを
現代に甦らせたい!!

~100年先を考えて、森をデザインする~

高度経済成長期(1952〜1972年頃)移行、
山の役割が徐々に薄れ、放置されるようになり、
森・山・海の生態系が崩壊してゆきました。

これにより、かつて、自然と共生していた人々の暮らしが大きく変わり、
本当の豊さとは何か?わからなくなってしまいました。

里山は人間が手を加えた地域。

山を守り、海を守り、畑を守り、
人間が人間らしく生活できる、
自然と共生による「豊かな暮らし」には
人間による里山の管理・手入れが必要不可欠です。

ヤクタネゴヨウの保全を通じて
100年先を考えて里山をメンテナンス・デザインすることで、

・地域を元気にしたい!
・人間の暮らしを豊かにしたい!
・自然と共存する生き方を現代に甦らせたい!!

それが、私たちの想いです。 
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自然との共生を目指す
活動のビジョン

①ヤクタネゴヨウ保全を通じた
森のデザイン
「ヤクタネゴヨウ」は、森の王の風格。巨大に育ちます。屋久島と種子島だけに自生するマツの固有種です。種子島には、現在、約300本が自生しています。本会はその種を採り、育苗して、植樹しています。また、松枯れの原因となるマツクイムシの防除もしています。
②グリーンツーリズムによる
里山教育活動
種子島は、日本の南限北限の生態系を持ち、島ならではで上流から下流までが、わずか約4km。ヤクタネゴヨウとヘゴの里山から北限のマングローブ自生地の海岸河口部まで、「島の小宇宙」とでもいえる自然の観察・学びのスポットです。
③自然との共生に向けた
技術指導・伝統継承
「自然共生サイト」とは、自然保護を目的としてはいないが、人々の営みが、結果として、生物多様性の保全に貢献しているエリアのことです。
④島の暮らしの豊かさを実現する
地域・コミュニティづくり
島だからの閉鎖体系の自然に依拠した農林漁業、グリーンツーリズムなどのフィールドワーク、ワイズユースの可能性、こうした人と自然が共に健やかに育まれる「島の暮らしの豊かさ」を実現します。
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主な活動

・ヤクタネゴヨウの調査・保全
・ヤクタネゴヨウ及び松などに関する歴史・文化の普及
・学校教育への寄与並びに社会教育の推進
・技術指導
(営林・伐採・栽培・加工技術・品質・衛生管理等)
・環境保全活動の普及と観光・交流などの地域活性化 等

種子島の里山保全に日々取り組んでおります。
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(1)ヤクタネゴヨウの保全・マツクイムシの防除

森のメンテナンス

森の下草刈りによって、ヘゴ自生地の整備活動を行ってます。

森の活性化

西之表市国上大田の里山林で、山主の筧家と連携し雑木林の整備(カズラなどの除去、下草刈、除伐、間伐)に取り組んでいます。

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(2)グリーンツーリズム・環境教育

森の学習会

地元の小学校5校と共に野外体験学習を実施、
ヘゴ自生地で講師による授業を実施しています。

森の体験学習

2023年度では伊関小、住吉小、榕城小で
森とヤクタネゴヨウの体験学習を実施しました。

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(3)里山の間伐

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(4)イベント・講演会での講話

カフェトーク@糀屋

家中茂さん(鳥取大学地域学部/環境社会学/30by30個人メンバー)に「森を生かした地域づくり」のお話をしていただきました。
(2024年2月8日開催)

森林勉強会@カシミアコワーキングスペース

金谷先生による森林勉強会を実施
(2024年3月8日開催)

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植樹・苗の収集

毎年〜〜〜本、植樹しています
マツの赤ちゃん
ヤクタネゴヨウの種を収集し、プランターで育てます

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里山の間伐

森の下草刈りによるヘゴ自生地整備
切り倒した巨木をチェーンソーで断裁
高所作業も行っています

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フィールドワーク

留学生も参加
地元小学生へのフィールドワーク
テーマは「楽しく」

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学習会

〜〜小学校で学習会を開催
森の植物・生態系について
森のデザインは勉強から始まります

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最新の活動

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2024年12月9日(月)
へご群落の保全のための研修会
@大田 へご自生群落

西之表市経済観光課と連携したへご保全研修会。
屋久島から寺田仁志先生を招き開催。
絶滅危惧種や多様な植物種が自生するへごの森を
約2時間かけて探索。
「地元の自然を大事な物として育む」
所有者 筧さんの叡智が里山を築いてきた。

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私たちの活動と一緒に
森林・里山をデザインしよう♪

一般社団法人ヤクタネゴヨウ保全の会
Email:yamamoto.nobu2@gmail.com
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団体概要

項目・枠線付き(スマホ横スクロール) はタブレット以上のサイズでのみ編集可能です
(実際の公開ページではタブレットサイズ以下で横スクロールが表示されます)
団体名 一般社団法人ヤクタネゴヨウ保全の会
代表者役名・氏名 代表理事 山本 伸司
設立年月日 2016年7月25日法人化
以前の活動団体設立(未法人)2002年1月20日
団体の構成と員数 理事6名、監事2名、会員12名
連絡先 代表理事 山本  伸司

〒891-3221 鹿児島県西之表市伊関1115番地
Tel: 090-1437-6700
Email: yamamoto.nobu2@gmail.com
設立目的
当法人は、絶滅危惧種に指定されているヤクタネゴヨウに対し、
保全活動に関する事業を行い、種子島の自然保護活動、啓蒙活動に寄与することを目的とする。

(1)ヤクタネゴヨウの調査、保全に関する活動
(2)ヤクタネゴヨウ及び松などに関する歴史及び文化などの価値の普及活動
(3)学校教育への寄与及び社会教育の推進を図る事業
(4)技術指導(営林・伐採・栽培・加工技術・品質・衛生管理等)に関する事業
(5)環境保全活動の普及並びに観光及び交流などの地域活性化事業
(6)公共事業事務代行に関する事業
(7)その他、前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業
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